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第20期 酒卸ユニオン<創SOU>活動報告

6月4日(水曜日)午後2時より、日本酒類販売株式会社本社におきまして、酒卸ユニオン<創SOU>理事会・総会を開催致しました。
(出席者:酒卸ユニオン<創SOU>会員 27社中22社の理事及び運営委員)

第20期の酒卸ユニオン<創SOU>全体の売上金額は、1兆1,042億円、前年比103.9%となりました。営業利益、経常利益につきましても、前年を超えた数字となっております。

組織運営の再編
従来の「運営委員会」と情報システム・物流関連のテーマを取り上げる「情報委員会」の他に、第20期の新たな試みといたしまして「商流委員会」、「物流委員会」を設置し、酒類業界を取り巻く変化に対する情報の共有、検討課題をより明確化いたしました。

運営委員会
活動内容の充実度向上と活性化をテーマに、「サイバーセキュリティ対策」、「飲食店繁盛店情報」、「日本酒ハイボールの展開と活動状況」、「ビール4社価格改定」などの情報を共有いたしました。
また、人材育成をテーマといたしまして、従来から実施している通信教育講座の他に、ネット環境下であれば場所を選ばず学習できるeラーニングの受講を実施し、情報の共有、知識の底上げを図りました。

商流委員会
公募制により参画した企業同士で、酒類市場に求められる商品開発、商品企画をテーマに討議方式にて検討を重ねてまいりました。
また、「各地の銘品を全国に」をテーマに商品提案会を実施し、全国の優れた逸品を発掘し、地域毎の嗜好ニーズを捉えた提案に対応可能な仕組みの構築を図りました。

情報委員会
情報化社会において決して避けては通れないサイバーセキュリティの対策を目的といたしまして、Softbankセキュリティ対策アンケート、最新セキュリティ対策に関する講演を実施し、その対策への意識向上を図り、EDRソフトの導入検討、攻撃メールに対する訓練などを実施いたしました。

物流委員会
作業効率化のための在庫管理といたしまして、ロケーションヒートマップの検討、実施いたしました。
また、加盟企業が主催者となり、ご当地での開催を実施いたしました。2024年10月は愛知県で開催をし、「名古屋スマート物流 EXPO」の視察、2025年2月は大分県で開催し、加盟企業の物流センターの見学など、加盟企業間で共通する課題への解決に向けて協議を重ねました。


2025年度(第 21 期)も、酒卸ユニオン<創SOU>の活動テーマをもとに、組織の活性化とより効率的な運営を図り、酒類専業卸として競争力を強化したいと考えております。

活動内容

酒卸ユニオン<創SOU>では、通常の活動と致しまして、その発展と機能充実を図ることを目的に理事会ならびに各委員会を開催しております。

理事会       年1回開催
運営委員会     年9回開催
商流委員会     年8回開催
情報委員会     年3回開催
物流委員会     年3回開催

第21期の活動主要テーマ
1.和酒市場の再構築
  <酒類専業卸SOUだから出来る和酒の施策と取組みの継続>
2.消費者ニーズの多様化への対応
  <健康志向、低アル、ノンアルの需要増加に対応する企画、施策>
  <多様化する嗜好に合わせた商品ラインナップの強化に対応する相互取引の推進>
  <ニーズに合わせた商品開発>
3.市場環境変化に対応する卸を目指す
   <仕入れ、在庫管理、配送の効率化>
   <供給リスク管理>
   <生成AIの可能性>
4.若手実務者の人材育成
  <共同ワークを通しての育成を図る>